こんにちは、川名慶彦です。
今年初の居合道の稽古をしてきましたが、やはり精神が整うので良いですね。
居合道の自由稽古の動画
居合道をやるメリット
年配の先生から武道を学べる
当然ですが剣道や柔道と同じく、居合道も60〜80代の先生方から指導を受けられます。
なので、人生経験豊富な年上の先生から居合道を通して、居合道の思想や技術を対面で教えてもらえます。
ほとんどの先生は性格が穏やかで優しく教えてくださりますので、まったくの初心者でも大丈夫です。
30代から居合道を始めた僕はユーモアのある女性の先生から教わっていますが、生徒も20〜70代の男女がほとんどなので交流もできます。
居合道の道場は全国各地にありますので興味があればインターネットで探して一度、稽古の見学に行ってみるといいですね。
心身ともに健康になる
健康維持のために居合道や剣道を始める方もいます。
居合道は1kgほどの居合刀を扱いながら稽古していく武道なので、腕はもちろん全身運動になります。
筋肉もほど良く付きますし、心も穏やかになることを実感しています。
武士道精神が身につく
昔の武士が日常で使っていた刀を現代で扱うことは珍しいでしょう。
だからこそ、スポーツやビジネスやボランティアでは習得することができない武士道精神を身に付けることができるのです。
この武士道精神が忍耐力や集中力を生み出すので、結果的にビジネスやプライベートで成果を出すことができます。
居合道をやるデメリット
道場に行く時間がかかる
当たり前ですが、稽古場に行くために時間がかかります。
武道は『継続は力なり』ですので、自宅から近い道場に通うことをオススメします。
数万円の初期投資がかかる
道着と袴、居合刀を自分用に揃える必要があります。
インターネットでも良いものを揃えられますが、長く使っていくものなので先生の教えを受けて購入されるとよいですね。
居合道の稽古を始めた理由
僕は中学・高校と剣道をやってきて、大学以降は稽古を続けることがなかったです。
31歳になった時に『自分の人生の土台になった思想はどこからきたか?』と自問したところ、『剣道を培われた精神がすべてに活きている』と答えがでました。
そこから再度、剣道をリスタートして本気で稽古をしていきました。
10年以上のブランクを埋めることがかなり辛かったですが、3ヶ月間みっちり稽古して剣道四段に合格することができました。
小学生に剣道を教える機会が増えてきて、剣友会の大会で日本剣道形の演武をすることになったのです。
その際に居合刀の扱い方を教えてくださった83歳の先生が『剣道七段・居合道七段』というすごい先生でした。
剣道七段の先生はたくさんいますが、同時に居合道七段も取得している先生はめったにいないからです。
その大先生は元高校教師でもあって心についての教養が深く、その先生のような精神を学びたいと思うようになりました。
これが居合道をスタートした理由です。
居合道は人生に活かせる
居合道は刀の扱い方を習得できるほか、稽古を重ねていくと心身ともに強くなり、何よりもメンタルが強靭になっていきます。
人生ではいろんな出来事があってメンタルがブレる瞬間が多々ありますよね。
そういった時に本人の精神が問われるので、この武士道精神があるかないかで大きく結果が変わっていくのです。
僕も先生方と同じく、稽古を積み重ねながら武士道精神を磨き、人生の土台を固めるべく精進しています。
まとめ
居合道は初めてまだ2年ほどですが、『継続は力なり』という意味の重要性に気付かされます。
継続することが小手先のテクニックよりもはるかに大事ですし、ほとんどの人が継続できずに右往左往しています。
僕は武道に人生を救われたと感じているので、居合道も継続していこうと心に決めています。
また、余談ですが漫画『バガボンド』が好きな人は居合道や剣道に向いていると思います。僕も愛読書で全巻持っています(笑)。
それではまた!
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