こんにちは。
よっしーこと川名慶彦です。
今回は
王道バスケ漫画『スラムダンク』がヒットした理由と人生に応用できることを分析してみた【レビュー】
についてです。
バスケ漫画といえば、やっぱり
『スラムダンク』が王道でしょう。
といっても、
昭和から平成生まれの人に限定されるでしょうが。笑
最近だと『スラムダンク』よりも、
『あひるの空』とか『黒子のバスケ』の方が有名ですかね。
ちなみに、『黒子のバスケ』には
『ZONE(ゾーン)』っていう
究極の精神領域が描かれてあります。
無心になって超人的な能力に上昇する
状態を『ZONE』と呼び、
一流のスポーツ選手はこれを意識的に
この状態になれるように訓練してます。
「実は僕もZONEに入れるよ」
って先日、話したんですが相手が
アニメ好きの高校2年生だったからか、
めちゃくちゃ盛り上がりました。
2時間くらい紅茶飲みながら語りましたね。笑
まぁ『ZONE』については
10代の頃から研究してきた分野だし、
本一冊書けるくらいのボリュームが
あるのでまた今度公開します。
それより、本題はこちらです。
なぜ、スラムダンクが爆発的にヒットしたのか?
作者の井上雄彦さんですが、
中学生時代は剣道部、
高校生時代はバスケ部に所属していました。
その経験から『スラムダンク』や
『バガボンド』を漫画として
世に公開することになったわけですが、
なんといってもあの圧倒的な画力は
印象に残りますよね。
しかし、『スラムダンク』は漫画家
井上雄彦さんにとって初期の作品です。
最初は万人受けするような設定を
つくってストーリーを展開していってます。
・学園ネタ
・スポーツネタ
・恋愛ネタ
これらのネタをベースにして、
個性的なキャラクターとともに設計されたわけです。
つまり、ヒットするための『戦略』の部分ですね。
そしてバスケの練習や試合を繰り返して
キャラクターが成長していく過程を
情熱的に描かれてあります。
バスケ『ド素人』の主人公が、
努力を重ねてメキメキと才能開花していくさまは
多くの読者に勇気を与えたでしょうね。
そう。
僕もかなり影響されて、
高校生の頃は毎日、昼休み時間に
バスケ部員の友だちとバスケやってました。
3時間目の休み時間に早めに弁当を消化して、
昼休みのチャイムが鳴る瞬間に体育館にGOしたあの頃が懐かしいです。笑
ちょっと話がそれましたが、
『努力することで人生は切り拓いていける』
ということがこの漫画を通して伝わってきます。
好敵手がいるから劇的に成長できる
主人公の桜木花道は
才能ある流川楓をライバル視して、
勝舞魂を燃え上がらせていました。
このように好敵手がいることで
本気になって上手くいくと
能力の限界突破が起こります。
桜木花道も限界突破して
リバウンド王の道が切り拓かれましたね。
「しゃああああぁ! おれ上達してる!!!」
っていう実感って、
スポーツにしても仕事にしてもなんでも大事です。
成長している実感がないと
継続することが難しいからですね。
そして指導者(メンター)に恵まれるか
どうかってめちゃくちゃ大事です。
人生を左右するくらい大事です。
桜木花道がダンクできてしまうジャンプ力も、
努力して習得したシュートも、
地味な練習で積み上げた基礎体力も、
すべて試合で活かすことができたのは
安西先生という最高のコーチであり
メンターがいたからでしょう。
安西先生、ほんとすごい。
鬼コーチだった安西先生ですが、
太った置物のように穏やかになって
メンバー全員を温かく見守ってます。
そこにいるだけで安心できるって存在。
これってほんと重要ですね。
あと、キャプテンの赤木剛憲なんて
ゴリって呼ばれてますが、
あそこまで思いやりがあって
真面目で正義感あふれる青年って
そういないんじゃないかなって思います。
完全にリーダー気質で、
ぐいぐいチームを引っ張ってましたね。
そして、スラムダンクのラストの試合。
山王戦はめちゃくちゃ感動しました。
僕は何度も読み込んだんですが、
ネタバレになってしまうのでぜひ読んでみてくださいね。
ストーリーやキャラ設定、
人生に応用できるマインドセットなど学ぶことが多いです。
オススメの漫画っていうよりも、
漫画で学べる教材って感じですね。
そして、山王戦になると
井上雄彦先生の画力がめちゃくちゃ上がってます。
・桜木花道
・流川楓
・赤木剛憲
・宮城リョータ
・三井寿
・木暮公延
・赤木晴子
・安西先生
・その他の登場人物
みんなイケメンや美女に思ってしまうほどの画力です。笑
かなりカッコいい。
一秒一秒の描写と疾走感がハンパじゃないですね。
いらないプライドを捨てること
そして個人的に一番好きなのが、
スリーポイントシュートを得意とする
三井寿のストーリーです。
『スラムダンク』の登場人物の中で一番グッときます。
不良になりながらも
タバコは吸わなかったり、
バスケを忘れられなかったりと、
熱い心を持つ三井寿は
プライドを捨ててバスケを再開しました。
正直、プライドを捨てるって勇気がいります。
自分の弱い部分をさらけ出すし、
真正面から自分の心と向き合う必要があるからですね。
「これまでこういう実績ありますが、ライフワークで成功できますか?」
こういう質問が多いですが、
過去の実績やプライドってほんといらないんです。
一度成功して下降した経営者の方に
よくありがちなんですが、
過去の栄光を自慢して
無駄にプライドが強い人が多いです。
僕はこういう人に対面コンサルで
プライドを破壊することもたまにやってます。
特に40代以降の経営者は
自分よりも上の人がいないので、
成長できて心に深く刺さることを
言ってくれる人が皆無です。
嫌われ役をあえて買ってるわけですが
なぜかっていうと、
自己流でマグレで成功できたことに
区切りをつけて、報われる努力で
成功してほしいからです。
実際、素直に吸収できる人ほど
成功できるのはどの業界でも同じことですよね。
僕はこれまで、
たくさん成功者に会ってきましたが、
特にビジネスは柔軟な思考と
スピーディーな行動がある人は成功しやすいです。
・若くてガムシャラに行動できる人
・社会で荒波にもまれて忍耐力がある人
・プライドを捨てて素直に学べる人
これらが成功しやすい人の特徴です。
もし当てはまってなかったら
少しずつこれらの特徴を取り入れていけばいいんです。
もちろん僕も、
無駄なプライドは捨てて、
常に新しい価値観を取り入れてます。
追伸
公式メルマガで漫画の感想が
100件超えたらまた漫画の記事を書きますね。
人気漫画について書いたこの記事も
たくさんの人に読まれてます。
感想は下のコメント欄からどうぞ〜。
コメント